三井物産都市開発

実績インタビュー

保健同人フロンティア×三井物産都市開発Interview

お客様の"ありたい未来"と"事業"を、
不動産からサポートする

お客様の不動産に関する悩みや課題を解決し、サポートする不動産ソリューション事業。ここでは、2021年5月に完了した保健同人フロンティア様本社ビルの売却とオフィスの移転について、株式会社保健同人フロンティアの川杉様・津久井様に三井物産都市開発の島田・堀田がお話を伺いました。

01これからの保健同人フロンティアの出発点になるプロジェクト。

堀田)本日は、お忙しい中ありがとうございます。私たち不動産ソリューション事業部の実績として、貴社とのプロジェクトを紹介させていただきたく、お時間を頂戴しました。オフィスの移転が終わってから、こうしてお話をするのは久しぶりですね。

津久井)そうですね。本社ビルの売却から日比谷ビルディングへの移転まで1年弱とスピーディーでしたし、ゆっくり振り返ったことがなかったので楽しみです。よろしくお願い致します。

堀田)ありがとうございます。早速ですが、本社ビルの売却やオフィスの移転を決められた経緯を教えてください。

川杉)私たちは1946年に健康や医療に関わる事業を創業し、今では「24時間電話健康相談サービス」の運営や、アプリ開発なども手がけるようになりました。2020年は、この先も人々の健康を考え、支える企業としてあるべき姿を探っていた時期でした。

津久井)2020年4月に、保健同人フロンティアを変革するプロジェクトがスタートしたのですが、その象徴として、本社ビルの売却やオフィスの移転についても話が持ち上がり、ご相談したのがきっかけです。三井物産都市開発さんには、以前より自社ビル関連でお世話になっておりましたし、ぜひお任せしたいと。

堀田)そう言っていただけるとうれしいです。ありがとうございます。

021年以内に自社ビルの売却とオフィス移転を完遂させる。

堀田)オフィス移転の際は、かなり明確なコンセプトをお持ちでしたよね?

津久井)2020年の4月ごろから、社員全員にヒアリングをはじめて、2020年7月にはコンセプトが明確になっていました。健康を追求してきた企業だからこそ、そのショーケースとして「Base for Your Well-being」となるオフィスを作ることを目指していました。

川杉)健康をサポートする企業として、健康相談や保健指導、研修などのサービスを提供しています。そのために保健師、管理栄養士、看護師、臨床心理士など、健康に対するプロが常駐しています。人々の健康を支えるサービスを提供する社員自身がまずは、健康的に、安心して過ごせる環境が大事だと考えて、採光、換気ができる空調、周辺の環境、出入り口やトイレの数、交通アクセスまで、いろいろとわがままを言わせてもらいました。

堀田)いえ、どれも貴社らしくお仕事をされるための、重要な条件だったと思います。少し多いかなと思いつつも数十箇所ほど物件の候補を提示させていただきました。お忙しい中検討してくださりありがとうございました。

03日比谷ビルディングに決めた背景。

津久井)どれも魅力的で迷いました。堀田さんには質問をしたり、アドバイスをいただいたりと毎日やりとりをさせてもらいましたね。

川杉)お二人は全幅の信頼をおいて、なんでも任せられましたし、ストレスなく、タイトなスケジュールの中で意見をまとめてくださって、具現化してくださいました。我々の想いまで真摯に受け止めて、誠実確実に仕事をすすめてくださる感じでした。

島田)日比谷ビルディングの他にも、恵比寿、南青山、九段など、最終的に6つに絞っていただいて、見学ツアーにも行きましたが、日比谷ビルディングに決められた決め手はなんですか?

津久井)入口の数、交通の便、化粧室の数、空調やセキュリティなど、ほとんどの要望を叶えてもらったことが何よりの決め手です。

川杉)意外と社内で話題になったのは、ここの住所が新橋1-1-1というところです。なんだか縁起がいいし、覚えてもらいやすい。最後に背中を押された要素かもしれないです。

04本社移転を通して、お客様の未来をサポート。

川杉)社内でアンケートも取ってみたのですが、コミュニケーションが増えたという声が、実際とても多かったんです。働きやすくなったし、連携ができるようになったと。見学の人が来ても、「いいね!」と言ってくださいます。
おかげさまでホワイト500(※)も取ることができましたし、次への大きな一歩になったと思います。

島田)そういった言葉をいただけてよかった。貴社のみなさんに健康的に働いてもらえることはもちろん、不動産を通じて本業をご支援できたのが何よりもうれしいです。堀田さんは、本社ビルの売却からオフィス移転までサポートしてみて、いかがでしたか?

堀田)保健同人フロンティアの方々が20年以上働かれた思い入れのある本社ビルの売却は、とても心を配りましたし、大変貴重な経験でした。オフィスの移転から本社ビルの売却まで完結できたのは、本当に達成感のある仕事でした。

川杉)私はずっとあのビルで働いていたので、愛着があったんです。日比谷ビルディングに移転した後に、懐かしくなって近くを通ってみたんですが、働かれている方たちが活き活きとされているように見えて、お譲りしてよかったという気持ちになりました。三井物産都市開発さんにお願いして本当によかったと思います。

島田)私たちだけでなく、会社にとってもうれしいお話をたくさん伺うことができました。本日は、どうもありがとうございました。

※健康経営の導入を目指す上で指針となる顕彰制度。

Client


株式会社保健同人フロンティア

1946年に創業した保健同人社は、「家庭の医学」をはじめとするコンテンツや、相談事業で培ったナレッジ、専門ネットワークにデジタルの技術を掛け合わせた複合的なWell-beingサービスで、健康経営、疾病予防の実現をサポートする事業を展開している。2022年10月、ヒューマン・フロンティア株式会社と合併し、株式会社保健同人フロンティアに社名を変更。

川杉 貴代Takayo Kawasugi

株式会社 保健同人フロンティア
執行役員
カウンセリング部 部長
兼務 CWXO/最高Work-X責任者

津久井 理紗Risa Tsukui

株式会社 保健同人フロンティア
事業本部事業開発部第一室 
プロダクトマネージャー
兼務 CWXOオフィス

Our Company


島田 博行Hiroyuki Shimada

三井物産都市開発株式会社
開発事業部 ソリューション事業部
部長代理

堀田 和裕Kazuhiro Horita

三井物産都市開発株式会社
開発事業部 ソリューション事業部
マネージャー